四旬節第5主日
◆ダビデ、油を注がれる
1 主はサムエルに言われた。「いつまであなたは、サウルのことを嘆くのか。わたしは、イスラエルを治める王位から彼を退けた。角に油を満たして出かけなさい。あなたをベツレヘムのエッサイのもとに遣わそう。わたしはその息子たちの中に、王となるべき者を見いだした。」
2 サムエルは言った。「どうしてわたしが行けましょうか。サウルが聞けばわたしを殺すでしょう。」主は言われた。「若い雌牛を引いて行き、『主にいけにえをささげるために来ました』と言い、
3 いけにえをささげるときになったら、エッサイを招きなさい。なすべきことは、そのときわたしが告げる。あなたは、わたしがそれと告げる者に油を注ぎなさい。」
4 サムエルは主が命じられたとおりにした。彼がベツレヘムに着くと、町の長老は不安げに出迎えて、尋ねた。「おいでくださったのは、平和なことのためでしょうか。」
5 「平和なことです。主にいけにえをささげに来ました。身を清めて、いけにえの会食に一緒に来てください。」サムエルはエッサイとその息子たちに身を清めさせ、いけにえの会食に彼らを招いた。
6 彼らがやって来ると、サムエルはエリアブに目を留め、彼こそ主の前に油を注がれる者だ、と思った。
7 しかし、主はサムエルに言われた。「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」
8 エッサイはアビナダブを呼び、サムエルの前を通らせた。サムエルは言った。「この者をも主はお選びにならない。」
9 エッサイは次に、シャンマを通らせた。サムエルは言った。「この者をも主はお選びにならない。」
10 エッサイは七人の息子にサムエルの前を通らせたが、サムエルは彼に言った。「主はこれらの者をお選びにならない。」
11 サムエルはエッサイに尋ねた。「あなたの息子はこれだけですか。」「末の子が残っていますが、今、羊の番をしています」とエッサイが答えると、サムエルは言った。「人をやって、彼を連れて来させてください。その子がここに来ないうちは、食卓には着きません。」
12 エッサイは人をやって、その子を連れて来させた。彼は血色が良く、目は美しく、姿も立派であった。主は言われた。「立って彼に油を注ぎなさい。これがその人だ。」
13 サムエルは油の入った角を取り出し、兄弟たちの中で彼に油を注いだ。その日以来、主の霊が激しくダビデに降るようになった。サムエルは立ってラマに帰った。
◆
24 さて、ユダヤ人たちは、盲人であった人をもう一度呼び出して言った。「神の前で正直に答えなさい。わたしたちは、あの者が罪ある人間だと知っているのだ。」
25 彼は答えた。「あの方が罪人かどうか、わたしには分かりません。ただ一つ知っているのは、目の見えなかったわたしが、今は見えるということです。」
26 すると、彼らは言った。「あの者はお前にどんなことをしたのか。お前の目をどうやって開けたのか。」
27 彼は答えた。「もうお話ししたのに、聞いてくださいませんでした。なぜまた、聞こうとなさるのですか。あなたがたもあの方の弟子になりたいのですか。」
28 そこで、彼らはののしって言った。「お前はあの者の弟子だが、我々はモーセの弟子だ。
29 我々は、神がモーセに語られたことは知っているが、あの者がどこから来たのかは知らない。」
30 彼は答えて言った。「あの方がどこから来られたか、あなたがたがご存じないとは、実に不思議です。あの方は、わたしの目を開けてくださったのに。
31 神は罪人の言うことはお聞きにならないと、わたしたちは承知しています。しかし、神をあがめ、その御心を行う人の言うことは、お聞きになります。
32 生まれつき目が見えなかった者の目を開けた人がいるということなど、これまで一度も聞いたことがありません。
33 あの方が神のもとから来られたのでなければ、何もおできにならなかったはずです。」
34 彼らは、「お前は全く罪の中に生まれたのに、我々に教えようというのか」と言い返し、彼を外に追い出した。
① 春休み中の子どものみなさんへのお知らせ はるやすみのあいだ、きょうかいで あそんで すごせるひを よういしました。 4/1, 2, 3で、じかんは9:30から ごご1:00までです。 れいはいどうにボードゲームやおりがみなどを よういしておくので、 あそびにきてくださいね。 ② 聖書を読む会のお知らせ (毎月第2・第4水曜日 午前10時30分より) 有志の方による聖書を読む会が昨年から始まりました。 この度、教会の集会として継続させていただくことになりました。 毎月第2・第4水曜日、午前10時30分から、付属館の1階で開催しています。 聖書協会共同訳で聖書を読み進めたい方は、どうぞご参加ください。 ③ 4月から小山市の燃えるゴミの袋が指定のものになります。 「もやすしかないごみ」と赤字で書かれたものが指定のものです。 燃えるゴミの袋を変更する機会がある場合は、ご注意ください。 雑草や落ち葉のみの場合は、指定の袋を使用する必要はありません。 ゴミを捨てる際には、ゴミの分別にもご協力よろしくお願いいたします。 ④ 今年4月1日に宇都宮伝道所正式発足から数えて50年を迎えます。 1975年4月1日に小山教会の前身である宇都宮伝道所が正式発足しました。 今年で50年を迎えることになります。(宇都宮での宣教開始からは51年) そこで次週の礼拝では50周年を記念し、礼拝の中で感謝の祈りを祈ります。
・能登半島地震の救援募金にご協力ください(受付テーブルの上にある家の箱)。
・書き損じ・出し忘れのはがきをください
(アジア学院に寄付)
・洗礼(バプテスマ)・転会をご希望の方は
牧師にお知らせください。
小山駅・教会間の送迎(9:45東口出発)があります。
詳しくは牧師にお尋ねください。
以上
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