説教者  D宣教師

導入：世界の言語と聖書翻訳の現状。
１．大宣教命令 （マタイ２８：１８–２０）
大宣教命令（マタイ28:18–20）の命令は
「行きなさい」と「あらゆる国の人々を弟子としなさい」の二つ。
２．大宣教命令：初めからの神様のご計画
「世界宣教」は弟子達にとって理解し難いものだったが、「異邦人の救い」は
神様の初めからの「ご計画」だった（創世記1:28、9:1、22:18、マタイ24:14）。
３．使徒達（11弟子）の惨状
イエス様の復活後も疑った使徒達（マタイ28:16–17）。
逃げ出し、イエス様を知らないと嘘をつき、恐怖に駆られ隠れた使徒達。
使徒達は非常に心許なかった。
４．宣教の難しさ・危うさ・障害
伝道は「狼の群れの中の羊」状態（マタイ10:16）。
使命を果たす事は危険を伴う。
イエス様が故に世に憎まれる弟子達（ヨハネ15:18–25）。
５．証し （宣教師の子として育った事から思う事）
神様は「宣教の危険」さも「信仰の糧」として下さった。
６．大宣教命令の転機
非力な使徒達の転機は「聖霊の約束」（ヨハネ15:26–27、ヨエル2:28–29）。
７．聖霊降臨（ペンテコステ）の最初の奇跡
世界中の人達が福音を「母語（第一言語）」で聞いた（使徒2：4、使徒2:7–11）。
福音は「世界の為」「全ての人の為」である。神様は「心の言葉」を通し語られる。
世界の言葉は7,200言語だが、旧新約が揃っているのは800言語にも及ばない。
８．大宣教命令の最終点：イエス・キリストの再臨
大宣教命令は再臨まで続く（黙示録7:9–10）。
「多言語による証」に始まり「多言語による賛美と信仰告白」によって完成する。
９．ウィリアム・キャリー
「私は金鉱に降って行くが、あなた達は命綱を握っていてくれ。」
１０．大宣教命令に応え従う
鉱員：言語学者、ヘブライ語・ギリシャ語の専門家、人類学者、パイロット、
プログラマー、エンジニア、民族芸術の専門家、宣教師の子供たちを教える教師等。
命綱役：１）宣教師の為に祈る、２）宣教の為に献金する、３）宣教師を励ます、
４）「橋渡し役」（教会やスモールグループ、友人を宣教師と繋げる）となる等。
あなたに任されている役割は？